27/Apr.2012 [Fri] 17:07
中井精也という鉄道カメラマンがいます。このたび、北海道の稚内から、鹿児島は枕崎までの7000キロ余の在来路線を11日かけて縦断したことを新聞でチェック。その写真展が新宿駅西口YODOBASHI PHOTO GYALLARY 「INSTANCE」で開かれているというので、出かけてきました。
出会った人たちに「夢は何ですか」と聞きながら旅を続けたことから、展覧会のテーマは「DREAM TRAIN」。JRのキャンペーンコピーより、素敵です。
会場に並んでいたのは、こちらをまっすぐに見つめながら優しく、または照れながら笑う人々の表情と、中井さんがつづった短い文章。写真はもちろん申し分なく素敵なんだけど、添えられた短い文章がまた、泣かせるンだ。
稚内から南下した旅。青森はどこを通ったのかと探したら、制服も凛々しい爽やか笑顔の津軽鉄道のアテンダントさんが「津軽鉄道を日本一の鉄道にする」とキッパリ、夢を語っていた。なんて頼もしいんだ‼ ぜひぜひ、頑張ってほしい!
その隣には、明け方の闇の中、丸い月に照らされた深浦駅の写真。
一番列車に乗ろうとして呼んだタクシーの運転手は、寝巻きのままの母さんだったらしい。タバコをふかしながら、イカ釣り船が昔に比べてずっと減ってしまったことを教えてくれたとか。
いるよね、こういうかっちゃ!でもって、人は悪くないのに、言い方がツッケンドンだったりしてね。中井さんの文章を読んで、その母さんの顔が見えたような気がして、なぜだかウルッとしてしまったよ。
土地の人の暮らしが見える鈍行の旅は格別だったに違いない。「 夢を聞いて答えてくれたのは、5人のうち

1人。何度も凹みましたよ」と、中井さんは苦笑いしながら話してくれたけど、その五分の一の答えと笑顔は、どれもものすごく素敵でした。思わず写真集を買ってしまいましたよ、私は。
写真展は29日まで。明日28日には、中井さんのトークショーもあるとか。
いやいや、鉄道って、旅って、いいですね。よおし、GWは電車に乗るぞ〜‼ ( 実は、ぷち鉄子な私でした)