五感Diary
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五感Diary

青森出身で東京在住のライター・小畑が、智恵的五感をフル稼働し、本能のまま?につづります。
Nov.2008
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一日先生


天高く、秋晴れ。中央線で西に向かうと、八王子付近で大好きな富士山が見え、大月を過ぎたあたりから山々が色づいてきた。う〜ん、紅葉狩りはいいなぁ…。

ではなくて、今日は甲府へ。中西塾のお仲間にして山梨大学で教鞭をとるK先生のお招きを受け、1コマ持たせていただくために、箏を担いで出掛けたのです。

着いた梨大(地元ではナシダイと呼んでいる)は、4年間慣れ親しんだ仙台の宮城教育大学と校舎のつくりや雰囲気がそっくり!校舎の並び方も、校舎壁面下部にレンガをはめこんでいる構造も、生協前に噴水付きの池があるのも、とても似ている。K先生いわく、「70年代に一斉に作られた国立大って似てるのよね」。なるほど、そういうわけか。おかげで、母校に戻ったような錯覚に浸れました。

受講してくださったのは10人ほどの学生さんたちでしたが、なかなかウケが良くて一安心。せっかく大学生相手の授業なのでちょいと専門的に、「ツルツル」「サ〜ラリン」など、弾き方を言葉で表した口唱歌も披露してみました。

学生さんからは、「箏の印象がガラリと変わった」「単純な楽器なのに、とってもいろいろな音が出るんですね!」といった驚きや、「9番目の弦をたくさん押しているようでしたが、なぜですか?」とやけにマニアックな質問まで飛び出たりして、しゃべって弾いた90分はあっという間に過ぎてしまいました。

授業中に時間切れとなって楽器を触れなかった学生さん数人(しかも男子が複数!)が残って「さくら」を弾いてくれたのも、嬉しかったな。K先生、貴重な機会をありがとうございました!

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25弦の箏の響き


土曜日のこと。生まれて初めて、25本の弦を持つ箏の音を聴きました。若手の箏奏者・佐藤康子さんのが高円寺のホールで開いたコンサート。17弦のような、低音から始まるのかと思っていたら、なんのなんの。13弦の箏の音域から高音部が広がったような音階に「へぇー」。

糸の数が倍くらいもあると、さすがに音世界の広がり方が違う。糸の位置を覚えるのは大変そうだけど、音数は多く、新しい世界を聴くことが出来ました。邦楽の世界も、広いなぁ。

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京都はゆっくリズム?


遅ればせながら、日曜日に訪れた京都の話を少々。

土曜日夕方に、奈良から京都へ移動。日曜日は夕方までの限られた時間、しかも紅葉シーズン幕開けの3連休だけに、立ち寄った京都駅はものすごい混雑。人混みを避けて嵯峨嵐山を少し歩いてきたのだけど、その道中で気づいたことが。電車の発車が静かなのだ。

東京では発車間近を知らせる機械的なアナウンスと音楽が流れ、駅員さんの「危険ですから、駆け込まないでください」と、駆け込み乗車を誘導するかのような声が流れるのだけど、京都ではか細い駅員さんの「間もなく発車します」というアナウンスが響き……少し後に、静かにドアが閉まる。音楽も、発車のベルも、駆け込む人もない。少なくとも、私が見た範囲ではなかった。

近代的なガラスで天井を覆った京都駅。そのエスカレーターを駆け上がる人はついぞ見かけなかった。というか、右にも左にも人が立ち止まっていて、乗ったが最後、まったく身動きできない状態だった。

JRの京都駅につながっている伊勢丹の最上階(11階)から新幹線ホームまで降りようとしたら、途中でエスカレーターを見失ったので流れについて歩くうち、いきなりギリシャァのコロシアムのような巨大な“階段”に遭遇。その、そこかしこに、アベックが、家族連れがゆったりと座っている。視線の先には、気の早いクリスマスのディスプレイをした巨大なツリーがあったのだけど、何かが始まる様子もない。おしゃべりしながら、ゆっくり時間を過ごす人々……。

短い滞在だったけど、何だか京の都は人の動きや流れがゆったりしていて、時間の流れが違うようだ。さすが、「遷都1300年」の歴史を持つ土地は違う。

追伸:遷都1300年を記念する、頭に鹿の角がはえた「セント君」のキーホルダー(150円)を買ってきたのは私です。

飛鳥にて



奈良のまほろばに暮らした人や、万葉集の言葉の息づかいに触れたくて、中西人間塾の仲間と奈良に行ってきました。

中西進先生が館長を務められる奈良県立万葉文化館は町を見渡せる小高い丘の上にあり、建物の中といい、無数の植物が植えられた周辺の散策路といい、おおらかでゆったりとした心地よい空間でした。

教科書でしか見ていない飛鳥、斑鳩、石舞台などの地名を、道路標識で目の当たりにすると、何だか古代にタイムスリップした感じ。よくわかんないけど、空気や気配が、何か違う…気がする。「その場」に立ってこそ、書物や伝聞ではわからないものを五感で感じられることを実感。

宿が取れた京都に戻ってきたら、ニョキッと伸びる白い京都タワーが目に飛び込んできた。ローソクがモチーフだというけれど、ビミョーなデザイン。平安遷都から間もなく1300年の今、改修されたばかりの街のシンボルがこれでいいのかぁ?!と、ちょっと疑問符。

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【告知】「大湊海軍コロッケ」が茨城へ!


青森の知り合いから“おいしい情報”が届きました。

青森県は下北半島の要、むつ市でこの秋から発売されている「大湊海軍コロッケ」が、3日に茨城県龍ヶ崎市で開かれる国民文化祭に出品されるそうな。

龍ケ崎市は「コロッケ」によるまちおこしが進んでいることから、龍ケ崎市が舞台となる「食の祭典」では「食によるまちおこし」に焦点を当て、全国から「ご当地の食」が一堂に集まるらしい。

むつの大湊海軍コロッケは、むつ市大湊にある海上自衛隊大湊基地で作られているコロッケを、地域のブランドとして確立しようと頑張っている試み。

私もぜひ食べに行きたいのですが、既に先約があって行けそうにないのが悔しいところ。でも、牛脂を使って揚げたコロッケなんてとってもおいしそうなので、興味のある方、予定がまだ決まっていない方、ぜひ足を伸ばしてみてはいかがでしょう。

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バキューム・ゾーーーン
ダンスカンパニー「BabyQ」を主宰する東野祥子さんのソロ公演「バキューム・ゾーン」を、シアター・トラムで見ました。観客の視線をつかんで放さない、密度の濃ーいステージでした。

闇っぽい気配が漂う舞台を支配する東野さんに、いろいろ驚かせてもらいました。軽くて伸びやかな体(跳んでも着地の音がしないんですから)、滑らかに前へ後へ転がり(全身、そして足の甲まで柔らかいこと!)、シャープな動きと抑制が利いた構成(さんざ動き回っても呼吸は乱れないし!!)…。

ブラウン管テレビや古いレコードプレーヤー、それからニワトリと戯れる表情もウソっぽさがなくてキュート。いやぁ、ダンスの世界を堪能させてもらいました。

また一人、素敵なダンサーに出会えて、とっても嬉しい夜でした。

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かぼちゃ畑


月1回の仕事で丸の内に行ったら、あちこちのビルの玄関先でにらみ?をきかせていたCOW PARADEの牛たちが消え、街路樹脇がかぼちゃ畑になっていた。

そうか、ハロウィーンまであと1週間。暦の上では今日、北国から初霜の便りが届く「霜降」なのだそうな。青森育ちにはいまだに信じられないのだけど、東京は今も夜になると虫が鳴いている。町行く人の中には、今日も半袖の人がいたっけ。これも温暖化の影響か?

昨日、相方が買ってきた紅玉を久々に食べたら、ほんのり広がる酸味が、ふじの甘みに慣れた舌には新鮮でした。この街の秋が深まるにはまだ時間がかかりそうだから、せめて味わいで秋を感じてみようかな。

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なべげん「どんとゆけ」


青森市に拠点を置く劇団「渡辺源四郎商店」の新作「どんとゆけ」を、駒場東大前のアゴラ劇場にて観劇。口コミ観劇情報サイトのこりっちが主催する「こりっち舞台芸術まつり!2008春」でグランプリを受賞したなべげん。その看板を堂々と掲げられる、力がこもったド直球超重量級の作品でした。

軸となるのは、死刑囚と被害者家族。設定からしてハードだ。笑いあり、涙ありの人情話で、ぐぁしっと心をわしづかみにするこれまでの作品に比べて、「え、これがなべげ?!」と見間違うほど、ブラックで痛い芝居でした。取り返しのつかない事実と、やり直しできない時間。ああ、人って、やるせないねぇ。

青森県民的には、劇中使われているトランプゲーム「ゴニンカン」が懐かしくて。五所川原にいた頃、その「世界大会」を取材したことがある。真冬の体育館にあぐらかいて円陣を組むとっちゃ、かっちゃの目はマジで真剣で、飲み食いなし、タバコもナシで、数時間カードをめくり続けていたっけ。勝ったときの雄たけびも迫力あった。ゴニンカンは外に出られない津軽の冬を、アッツグさせる戦いなのだ。

悲しみに塗り込められそうな芝居にほんのり温かさを加えていたこのゲーム。よくよくチラシを見たら、手に握られているのはゴニンカンで最強のカードであるジョーカーだった。そうか、深い役割を持たされていたのね、ゴニンカン。

それにしても、なべげん。一本ごとに確実にパワーアップしているようで、青森県民としては嬉しい限り。これからの活動もとっても楽しみです。

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本日の会場は……



盛岡!JRの盛岡駅西口に隣接するマリオス内の市民文化小ホール。
なんと、パイプオルガンの前で、父の篠笛にあわせて箏を弾きました。響きが良くて、気持ち良く演奏することができました。ふだんよりちょっぴり上手に聴こえてしまうのは難点か?

午前10時から始まった会が終わったのは午後4時。父の伴奏として混ぜていただけるおかげで笛の世界が少しずつわかってきて嬉しい、楽しい。

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300人の子どもたち



都内の小学校で箏を弾かせていただきました。ピンクのシャツが私。

子どもたちの反応は正直で楽しいねぇ!

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京都はゆっくリズム?
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一斗缶せんべい、入荷しました
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